
「鳥取砂丘」、「三徳山三佛寺投入堂」、「出雲大社」と寄り道をしてなかなか本来の目的地石見銀山にたどり着かなかったですがやっと温泉津温泉街に到着!
今日は、温泉旅館に泊まってゆっくり休んで明日の石見銀山に備える予定。

温泉津温泉街の風景です、8月最終日の平日とあって観光客はほとんど見かけません。

こちらが本日お世話になる「旅館ますや」さん! なんと創業100年の木造3階建ての旅館です。旅行の時は楽天で宿を探すことが多いこの頃です。楽天トラベルでますやをみる→温泉津温泉 旅館 ますや

チェックインカウンターです。のれんの奥は、休憩室?なんか歴史を感じますね。

創業100年と温泉津温泉の中でも最も古い旅館のひとつらしいですが客室は綺麗でテレビも大きいのが設置されていました。 部屋にお風呂はありませんが最新ウォシュレット付きトイレも完備です。

とりあえず外湯回りです。
こちら、「元湯温泉湯治の湯」は約1300年の歴史をもっている温泉津の老舗温泉です。

元湯温泉に入ると地元のおじいちゃん達が集まっていました。
そしていきなり「写真撮るやろ?撮ったるから入り」えっ!!! いや・・・
急いで服を脱いで、掛け湯して熱めの浴槽にザブンっとはいりましたよ。
しかもおじいちゃん撮る時長押しするんでiPhoneの連写モードに・・・結果100枚ちかく撮られました!!!
いつも観光客が写真撮ってるんですかね? ちょっとした地元の方との交流も旅の醍醐味の1つです。

元湯温泉にあったレトロなマッサージ機、なんと20円でした!!
何分動くかはわかりません、ってか動くのかな?

旅館に戻って夕食です!
石見和牛と言うのがあると知っていたので、客室係りのお姉さんに追加単品でお肉がないか聞いたんですが・・・どうやら調理場に連絡して聞いてみないとできるかわからない。料理がきてから考えたらと言われ、それじゃあ遅いだろうと思いつつあきらめました。

酢の物のミョウガと蛸がおいしい。

さすが海のすぐちかくの旅館だけあり、新鮮な海の幸がでてきます!!!

焼き物ですが、ここで疑問が?懐石料理?いや会席料理?これってどっち?
簡単に調べてみると懐石料理が「茶会の席」で会席料理が「宴会の席」らしいです。お茶を美味しく頂く為かお酒を美味しく頂くかの違い。

蒸し物も美味しくいただきました。

油物のズッキーニを塩でいただきましたが本当に美味しい。久しぶりの部屋食でしたがゆっくりくつろぎながら食べれるのっていいですねー。

お蕎麦がでてきました。

最後に吸い物、ご飯とデザートのスイカがでてきて終了です。

それでは館内を少し散策してみましょう。
なにやら古そうな時計が並んでいますが時間はバラバラ、動いてません。

こちらもかなり古いマッサージチェアー、横のハンドルを手動で回すと背中のローラーが上下します。

玄関はいってすぐ横にあったスペースです、よくわからないが古い感じがなんだかほっこり。

温泉旅館といったら「卓球」!!! しかしボールがあまりはねない。 よく知らなかったのですがピンポン球ってセルロイドで作られているんですね? プラスチックでできていると思っていました、最近になってやっとプラスチック製のピンポン球がでてきたみたいです。

脱衣所にはハンドタオルが常備されていました。旅館ますやさんは部屋数8と少ないので温泉は貸切り状態。滞在中一度も温泉で他のお客さんとかぶりませんでした。

たしか源泉掛け流しの温泉だったとおもいます。床には福光石が引き詰められています、この石は濡れても滑りにくくこの地方では有名な石になります。

朝食も美味しくいただきました。

それでは旅の目的地「石見銀山」にやってまいりました。
温泉津温泉からは車で30分程で到着、「石見銀山公園」に車を駐めて散策スタートです。
プチ情報
駐車場は「石見銀山世界遺産センター」に約400台停めれるスペースがありますが、石見銀山公園に約30台程停めれるスペースもあります。こちらの方が何かと便利なので空いていれば迷わずこちらに駐めることをおすすめします。両方無料になっています。
また龍源寺間歩定時ワンコインツアー500円などもあるので利用するといいでしょう。ただし時間が決まっていて、10時半からと13時からでした。12月〜2月は10時半からのみになります。詳しくは、http://www.iwamiginzan-guide.jp/

まずは、銀山地区にある龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)を目指します。道中はウォーキング道とサイクリング道のふた通りあります。レンタルサイクリングもあるので自転車なら目的地まで約2.3kmなのであっという間につきますし、電動自電車もあるので楽チンですね。
この日は雨、最初ウォーキング道を歩いていたのですが雨でぐちゃぐちゃ! 人通りが少ないので蜘蛛の巣に引っかかるわで途中からサイクリング道に変更。

龍源寺間歩の入り口です。石見銀山の間歩で現在唯一、一般公開されているのがここ龍源寺間歩になります。
耳寄り情報!
石見銀山では「WAON」での電子決算により割引が適用されます。使える施設は、「石見銀山世界遺産センター」、「石見銀山資料館」、「勝源寺」、「代官所地役人旧河島家」、「熊谷家住宅」、「五百羅漢」、「龍源寺間歩」の7施設になります。

壁には当時の採掘跡が残っています。

中は約18度と少し冷んやりしています。

階段の上には「佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)」がありますが雨で滑るので危なかったです。金山彦命(かなやまひこのみこと)を祀る神社になります。龍源寺間歩の出口から少し行った所にあるので時間と体力に余裕があれば上までいってもいいと思います。

清水谷製錬所跡(しみずだにせいれんじょあと)写真で見た時はもっときれいだったのですが、草がボーボーに生えていました。時々綺麗にするんでしょうか?

なんと鉱石の品質があまりよくなくたった為1年半で操業を停止したらしいです。

五百羅漢(ごひゃくらかん)温泉の床にも使われていた福光石で有名な福光村石工「坪内七一門」によって約20年かけて彫像されました。

石見銀山、町並み地区にある「代官所地役人旧河島家」に飾ってあった兜です。
この日もあいにくの雨模様、早々に石見銀山を後にしましたがCafe&Diningなどもあるので食事をしたり、お茶したりとゆっくりみてまわるのもいいと思います。

次に向かったのが福光石石切場です。正直道がわかりにくく迷いました、なんどか電話でやりとりして県道32号線の右に入って行く道を見つけ無事付きましたが。
詳細
電話番号:0855-65-4139
時間:9:00-17:00
料金:1〜5名まで1500円
所要時間:約60分
予約:要予約(ガイド付き)

こんな道を進んで行くとそこには・・・

福光石採石場入り口

福光石の採石場として今でも操業しています。これ全部石を切りだした跡です。綺麗に切りだされていますが現在は機械で切り出すそうです。

まさに切り出し中の場所です。

現在テレビ放送中のナポレオンの村第5話でも石切場がでてきましたが、幻想的な地下空間がなんだか不思議な感覚になります。

昔は全て手作業で切削していたなんて信じられませんね!!

ここが見学最終地点で岩の頂上になります。

たまたま試作中の福光石のコースターをいただきました。
まとめ
今回の旅は、計画のない気まぐれ旅でしたが終わって見れば充実した時間を過ごせました。旅行中は終日雨模様、しかし非日常的な体験や地元の美味しい物そしてちょっとした出会い。
さあ 次の連休は旅にでよう!
石見動画コンテスト2015
石見で感じた魅力ならなんでもオッケー、6秒〜90秒までの動画にして応募しよう。グランプリには、賞金5万円と石見ペア宿泊券をプレゼント。
くわしい内容は、石見動画コンテスト2015
コメントを残す