みなさんこんにちは、リフレピアの石川です。
2016年1月14日フェスブックの最高製品責任者クリス・コックスが日本での「リアクション機能」開始と共にニュース配信サービス「インスタント記事」を日本でも導入すと発表しました。
米国では2015年5月に開始されているサービスで簡単に言うとネットの記事を通常の10倍早く読み込むことができる!すなわち一瞬にして次の記事にとべるんです。
Facebook「インスタント記事」

実際に「インスタント記事」対応の記事を見てみましょう!上の写真はWashington PostのFacebookページになりますが画像の右上に稲妻マークがあります。この稲妻マークがインスタント記事対応になっています。
インスタント記事とは、これまではリンクをクリックしてWEBサイトがロードされるのを待つ必要がありました、と言うのもパブリッシャーのFacebookページ記事はリンク情報で、記事を読むにはパブリッシャーのWebページに飛ばなくていけなかったのです。
そこでパブリッシャーがFacebookページで投稿するニュースをリンクではなく、記事本文をFacebookページ内で読めるようにしたものが「インスタント記事」です。
これでなにが変わったのか?まず第一に読み込み速度です!!いままでは、読みたい記事のリンクをクリックしてWebページが表示されるまで8秒近くかかることもざらにありました。それがインスタント記事の場合一瞬で記事全文を読み始めることができるんです。
とくにWashington PostはFacebookページのほぼ全記事をインスタント記事対応にしているので試しに記事を読んでみてください。

インスタント記事に参加している海外ニュースメディアにはBBC、CNN、NYTimes、Guardianと言った世界の有力パブリッシャーがあります。
2016年1月18日現在、各パブリッシャーのFacebookページをみてみましたが「インスタント記事」に対応している記事はまだまだ少なくほんの一部の記事だけとなっています。
ただし一度「インスタント記事」対応の記事をみてしまうと、Webページに飛ぶまでの記事の表示速度が全然違うので今までロードされるのを待っていたあの時間はなんだったのかと思える程です。
日本での導入は主要5紙からスタート!
14日の発表で明らかになったのは、毎日、朝日、読売、産経、日経、東洋経済新報社がインスタント記事を導入し2月頃から開始すとのこと。
インスタント記事は、リンク先に数秒かけて飛ぶ必要がなくなりほぼクリックと同時に記事にアクセスできるようになります。最近ではGoogleがモバイルWebを高速化するプロジェクト(Accelerated Mobile Page)にも力をいれており、これからは表示速度、高速化などがより一層SEOでのポイントとなりそうです。
さいごに
日本でもFacebookのインスタント記事が導入されるとのことですが、そもそもFacebookでの日本のパブリッシャーのファン数はBBCやCNNと比べると雲泥の差があります。日本経済新聞(282,652)とBBC(27,199,979)、日本のパブリッシャーはこれからファン数を増やすという課題も残っているようにおもいます。
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